目黒区美術館で、DOMA秋岡芳夫展大好評のうちに終了しました。
一万1000人以上の方にご覧いただきました。この頁はもう少し削除せずにおきます。

工業デザイナー・秋岡芳夫が逝って早くも14年、彼の仕事とメッセージを世に伝える展覧会。
工業デザイナーで優れたデザインを残した人は他にもいます。
が、秋岡芳夫は「暮らしとモノの生産のありよう」について、広く生活者に向けて語りかけ続けた、唯一の工業デザイナー。   

「消費は美徳」と使い捨て商品が溢れかえっていた頃、企業が十把一絡げに「消費者」と呼んだ人々に、消費者をやめて愛用者になろうと呼びかけ、
「待てよ、使い捨てやめろと言ったって、こんなモノしか売っていないんじゃあ…」と気づいた人。名もない職人の作ったお椀やそばちょこ、弁当箱…木や竹、漆、土…、工業化が進めば進むほど人間にはこんなモノが必要になるんだと、真っ先に気づいて、その再考と再興のために、次々とユニークな提案を実行した工業デザイナーが秋岡芳夫。

 何よりも好きで描いた絵、戦後の焦土の中で世に送り出した工業製品、子供の夢を作った学研の付録から、手の復権と暮らしのありようのためにデザインしたさまざまな仕組みまで、今の時代こそじっくり考えたい数々のメッセージを見ていただきたい。驚異のスーパー竹とんぼもご覧になれますよ。



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■ 会期中いろいろな催事があります。
詳しくは目黒区美術館のサイトをご覧下さい。 
http://mmat.jp/exhibition/archives/ev111029


■ モノ・モノの展示スペースでは以下のサロンが開かれます。


トークショーではなく少人数で全員参加のトーキングを楽しみ、一つでも二つでも明日、明後日に発芽する種を持ち帰っていただければと考えて。

いずれも午後4時〜5時半。

11/03 富田一彦 プロダクトデザイナー トミタデザイン主宰
11/12 竹原あき子 非常に幅広いデザイン関係の研究者 和光大学名誉教授
11/19 安次富 隆 プロダクトデザイナー SAATデザイン主宰 
11/24 高橋修一 建築家 よき住まいを創るための「住まい塾」主宰
12/03 徳重恵美子 素材と取り組む、筋金入りの織りのプロ フリー
12/15 立川裕大 デザインディレクター 日本の伝統の手技を現代に (株)tckw主宰
   
 いずれも非常にユニークな自分の世界を持つ方々です。
参加ご希望の方は下記の通りお申し込み下さい。
往復はがきにモノ・モノサロン参加希望と明記して、希望の月日、お名前(ふりがな)、ご住所、電話番号、お持ちであればFAXとE-mailアドレスを添えて下記にお送り下さい。先着20名様。
〒153-0063 東京都目黒区目黒2-4-36 目黒区美術館 「秋岡芳夫展ワークショップ係




■ 展覧会を機に秋岡芳夫の著書が2冊復刊されました。

1 処女作、70年以降の彼の活動の原点となる『割り箸から車まで』  1971年発刊。わかりやすく楽しい本です。
  新書版 500部限定  1,680円(税込み)

 2 『竹とんぼからの発想』 竹とんぼマニアが夢に見てい   た幻の本。
   1986年講談社の ブルーバックス版が一回り大きく。   2,730円(税込み)



どちらも会期中会場で販売しますが、郵送ご希望の方はモノ・モノにお申し込み下さい。
1はモノ・モノのみ扱い、2は復刊ドットコムのホームページからも購入可能です。